あらすじ
どんなあらすじなんでしょう!?
タイトルにもなっている『んぐまーま』というのは、表紙にもいる赤い生物の名前なのでしょうか?
この謎の生物が、いろんなところを冒険して、無事に帰ってくるお話の様にも思えますが、、、
書かれているのは「意味のない言葉」で、読む人や聴く人によって、異なるストーリーが生まれそうな一風変わった絵本です。
感想&子どもの反応
この本を始めて読んだのは、ムスコが生後5ヶ月くらいの頃だったと思います。大竹伸朗さんによる、ビビットでエキセントリックな絵に視覚を刺激されたのか、じぃっと本を見つめてくれたのを覚えています。
また、谷川俊太郎さんが紡ぐ文章?呪文?が、とても独特な絵本です。
子どもたちが興味を持ってくれるかどうかは、音読をする大人の力量にもかかっているかも!?
綴られているのは「意味のない言葉」なのですが、韻を踏んでいたり、濁音が続いたり、妙に心地よい響きだったりもします。
喃語を話す赤ちゃんとは、何か通じ合うものがあるのかもしれませんね。
2歳のムスメは、言葉の響きをそのまま楽しめている様子。5歳のムスコに久しぶりに読んでみたら、「これは何?どういう意味?」と、自分なりにストーリーを知ろうとしている様子でした。子どもたちがどんな風に感じたか、親子で話してみるのも面白くておすすめです♪
作品情報詳細
『んぐまーま』
ぶん:谷川俊太郎
え:大竹伸朗
対象年齢:0歳~
ページ:24ページ
ISBNコード:9784861011351
発売日:2003年1月1日
発行:crayonhouse
(参考:クレヨンハウスHP4)