子ども時代から、かれこれ20年以上!偏頭痛に苦しむ管理人、メギーです。
先日、長年の偏頭痛を少しでもラクにすべく、頭痛外来を受診してきました!
「頭痛外来ってどんなところ?」
「MRIって高そう!保険は効くの?」
という疑問から受診を渋っていた私ですが、結果
「行ってよかった!」
と思っています!
私と同じような理由で受診を迷っている方の背中を押すべく、この記事では、
- 偏頭痛を診てくれる病院
- 頭痛外来受診の流れ
- MRIを受けた感想
- 初診でかかった料金と保険適用有無
などについてレポートしたいと思います!
偏頭痛は脳神経外科へ
「いわゆる【偏頭痛】って、そもそも何科の病院へいけば良いの?」と思い調べてみたところ、脳神経外科で診てもらえることが分かりました。
脳神経外科内で、頭痛を専門的に診てくれる【頭痛外来】が開設されている病院があるので、「頭痛外来 〇〇(お住まいの場所近辺の地名)」等で検索してみてくださいね。
私はさらに、病院のホームページや口コミを読んで、自分に合っていそうな病院を選んで予約しました。
私の場合、MRI検査が出来る病院である事も病院選びで重要なポイントとなりました。
というのも、
「頭痛が今までより頻発するようになった」
「市販の頭痛薬が効かないことが増えた」
という事が、病院へ行くことを決意したきっかけだったので、偏頭痛ではなく、何か他の病気が潜んでいる可能性を排除したかったためです。
頭痛外来の問診できかれること
問診では、以下の事を質問されました。
あらかじめ話すことをまとめておくと、問診がスムーズに進むのでおすすめです。
- 頭痛が起きる頻度
- 頭痛が起きるタイミング
- 痛みの種類
- 日頃服用している頭痛薬
- 服薬の頻度
私の場合、上記の内容を一通り聞いたお医者さんの話では
「おそらく、現代人が経験しやすい、よくあるタイプの偏頭痛のようですね」
という事でしたが、別の病気の可能性を排除するためにも、念のためMRI検査をすることをすすめられました。
MRI検査
検査準備
MRI検査では、金属類をすべて外す必要があります。
ピアス・ネックレスなどのアクセサリー類やヘアピン、服についている金具にも注意して、病院に行く日の服装や髪型を考えておくと、「いざ検査!」となった時に慌てなくて済みます。
(私が受診した病院では、検査服ではなく、私服のまま検査を受けました。)
過去に骨折をして体内にボルトが埋め込まれている場合や、何年も前に入れた銀歯がある場合など、気になる事は検査前に、お医者さんや検査技師さんに相談することをおすすめします。
検査料金
検査前の時点で、
「貴方の場合は保険適用となり、検査費は約1万円です」
という、書面での説明がありました。
お会計後に明細を確認したところ、MRIにかかる一連の作業(撮影~複数の検査判断・診断)で、2万5千円ちょっと(保険適用前)。
これにお医者さんの診察と、お薬の処方せんの料金が約4千円プラスされ、最終的には約3万円の診療料となっていました。
この金額から保険が適用されて、この日の窓口負担額(自分で支払った額)は9千円弱でした。
MRI料金については、その病院で使っている機会のレベルや、撮影がうまく行かなかった場合に再度撮影するケースの有無、そして検査自体が保険適用になるかどうかでも、金額が大きく変わってくるようです。
保険適用の有無については、私が受診した病院では、
「一般的に、脳ドックの様な健康診断目的だと保険は適用外になるが、頭痛を患って受診して、医師がMRI検査の必要性を認めれば保険適用になる」という説明でした。
万単位の違いが出てしまうので、料金については、検査前にクリアにしておいた方が安心です。
いざ検査へ!
検査時間自体は15~20分ほどだったと思います。
横たわり、頭を固定した後、トンネル状の機械にベッドごと入っていきます。
筒状の空間に入った状態で、轟音が響く中、じっと動かずに待つことになります。
私は閉所恐怖症というわけでは無いのですが、目を開けるとかなりの圧迫感を感じたので、ずっと目をつぶって検査を受けました。
「少しでも動いてしまうと画像が乱れるので、動かないように注意してくださいね~」という説明を受けていましたが、それが結構大変でした、笑!
時折、検査技師さんがマイクで何か伝えてくれるのですが、ほとんど聞き取り不能でした。(多分、残り時間や、もっと大きな音が鳴りますよ~等を伝えてくれていたのかと。)
とにかく、目をつぶってリラックスして過ごすことに努めました。
診断結果をきく
私の場合、今回のMRI検査の結果としては、脳にはまったく異常が認められず、典型的な偏頭痛という診断が下りました。
偏頭痛が起こるメカニズムを、紙に書きながら丁寧に説明して下さり、頭痛の発生を抑えるアドバイスもいくつか頂くことが出来ました。
問診の際、市販のお薬が効かない事もあるというお話をしておいたので、いわゆる「鎮痛薬」(痛みを和らげる)ではなく、痛みの元に作用するタイプの処方薬を出して頂きました。
頭がぼぅっとするので車の運転が出来なくなる等、副作用もあるので、安易に飲むのは良くないですが、日常生活に支障を来すほどの偏頭痛持ちとしては、そのお薬が手元にあるというだけでも正直心強いです。
頭痛外来、行って良かった!
今回、
- 悪い病気が潜んでいたわけでは無かった
- 偏頭痛の理由がある程度クリアになった
- 市販薬を飲むタイミングや頻度を、お医者さんや薬剤師さんに相談出来た
- 市販薬が効かない場合の処方薬を出してもらえた
という点で、頭痛外来を受診してみて良かったなぁと思っています。
偏頭痛の特性的に、どうしても発生を抑える事は難しいですが、発生頻度を最小限にするために自分で出来る事があるということを教えてもらえたのは大きいです。
この記事が、頭痛に悩んでいる方の参考になりますように!