先日は梅酒の作り方についてご紹介しましたが、今回は、子どもも一緒に楽しめる【梅シロップ】の作り方をご紹介します!
手作り梅シロップは、とても簡単に出来る上、疲労回復効果が期待できるクエン酸が豊富!夏バテ対策に子どもたちと一緒に是非仕込んでみてくださいね♪
【手作り梅酒】材料3つでかんたん!基本の作り方今回は1㎏の青梅を使って、2種類の梅酒を作りました。
1㎏の梅が手に入ったら、500gずつでこの2種類を試してみても良し!
お好きな...
材料
〇青梅・・・500g
〇氷砂糖・・・500g
この分量で作る時、容器は1Lのガラス瓶を使っています。
(下の画像の通り、仕込み直後はギュウギュウになります。もう一回り大きな容器の方が余裕が出て良いかもしれません。)
手持ちの青梅の量が中途半端な場合、氷砂糖との割合を1:1にして作ってみてください。
作り方
- 容器の消毒
保存容器は熱湯消毒するか、キレイに洗ってアルコールで拭き上げておきます。 - あく抜き
固めの青梅は、3時間ほどボウルに溜めた水につけてあく抜きをします。
皮が柔らかめの南高梅や、黄色く熟している梅を使う場合は、水につける事で傷みやすくなるため、あく抜き処理は不要です。 - ヘタ取り&梅の選別
梅のなり口にあるヘタを、竹串等でやさしく取り除きます。
その際、傷んでいる梅が無いか、ひとつひとつチェックします。
- 梅を洗う
流水で丁寧に梅を洗います。
表面を傷つけないように、梅は優しく扱います。 - 水気を切り乾燥させる
洗った梅は水を切り、キッチンタオル等で水分を拭き取ります。
なり口(ヘタを取った部分)に水が留まりやすいので、注意して拭き取って下さいね。 - 材料を保存容器へ
容器に梅→砂糖→梅→砂糖・・・と交互に入れていきます。
最後にお酢をひと回しかけておくと、梅のエキスが早く出てきます。梅の傷みが心配な場合は、早めにエキスを出してあげると、梅が液体につかり、傷み防止になります。 - 瓶をゆすってエキスを出す
砂糖が溶け切るまで、1日に数回、溶けだした砂糖やエキスが梅をまとうように、容器をゆすってあげます。
2~3週間ほどで梅のエキスも出てきて、美味しく飲むことが出来ます。
梅ジュースにする場合、梅シロップとお水の割合を1:4~1:5くらいにするのが丁度良いです。
氷蜜にしたり、ゼリーにするのも美味しいのでお勧めです!我が家は自家製甘酒で割って、夏バテ解消の朝の元気ドリンクにしています♪
1ヶ月以上保存する場合は、中の梅を取り出します。(入れたままにしておくと、梅のえぐみまで出てきてしまうため。)
そのあと冷蔵庫で保管すれば、大体1年くらいは持つでしょう。(でも、その夏の間に飲み切ってしまうことをお勧めします。)
取り出した梅はそのまま食べたり、甘露煮やジャムとしても二次利用できます。
以上、基本の梅シロップの作り方でした!
Q&A
梅シロップを作るにあたって、疑問に感じたことをまとめてみました!
梅シロップを始めて作る方の参考になったら嬉しいです。
- ヘタは取らなくちゃだめ?
⇒えぐみの原因になるので、取った方が良いです! - ヘタ取りは梅を洗う前と洗った後、どちらに行うのが良い?
⇒「梅に傷が付いた後に水につけると、傷みやすくなるので、洗った後に取る」という意見と「なり口の汚れがちゃんと落ちるように、洗う前に取ってしまう」という意見がありますね。
私は後者で、毎年先にヘタを取ってから洗っていますが、今のところトラブルはありません。梅に穴をあけて梅酒を作る方法もある様なので、多少の傷は大丈夫かな~と思いつつも、やっぱり傷をつけないように細心の注意を払ってヘタ取りをしています。
「ヘタ取りの際の傷も、なり口の汚れも心配」という方は、梅を洗ってからヘタ取りをして、なり口をアルコールで拭き取るという方法もありますよ。 - 青梅と完熟梅はどちらが梅シロップ向き?
⇒どちらでも作っても美味しかったです。
完熟梅の方が、仕込んでいる最中の香りが良くて「梅仕事してる~!」という気にはなりますが(笑)、実は青梅の方がエキスが出やすいと言われています。 - 生の青梅と冷凍梅、どちらがおいしい?
⇒冷凍期間が短ければあまり差が出ないかもしれませんが、1ヶ月冷凍した梅で比較したところ、子ども曰く「生の青梅で作った方が梅の良いにおいがする~」のだそうです。
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