健康管理

【歯の健康】チョコは何歳からOK?「歯医者さんに褒められる歯」を守るための我が家の食管理

前回、ムスコの歯医者さん事情の記事(↓)でも書いた通り、大人になっても健康な歯を子どもたちが手に入れられるよう、日々奮闘しています。

【歯の健康】子どもの歯医者さんデビューはいつ?どのくらいの頻度で行く?我が家の体験記私が子どもたちに贈りたいプレゼントのうち、準備するのに苦労しているものの一つが、 大人になっても健康な歯! 食べ物に気を使い、仕上げ...

親の私はというと、小さいころから甘いもの大好き。
虫歯経験もありで、歯医者さんが大の苦手でした。
しかし、ムスコ妊娠中に改めて「歯の大切さ」について考え、
「子どもたちには絶対虫歯を作らせない!」
と決心。
そのために歯の健康のための情報を集め、歯ブラシの使い方も歯医者さんで教わっているうちに、私自身が口内トラブルで悩むことが無くなりました!

そして子どもたちはというと、6歳のムスコも4歳になったムスメも、現時点では口内環境は良好!
定期的な歯科検診では「クリーニングが必要ないくらいきれいだね!」と、褒めてもらえてうれしそうな様子です
今回は、子どもたちに虫歯を作らせないために、日頃の食生活において気を付けているポイントを書き出してみます。

【食生活】チョコレートは家庭でいつから食べさせる?

チョコレートデビューをなるべく遅らせる

チョコレートに限らず、お菓子って美味しいですよね~。
しかし…!
かかりつけの歯医者さんいわく、3歳頃に口内の細菌バランスが落ち着くまでは、お砂糖たっぷりのお菓子は控えた方が良いとのことでした。
それを受けて、早くても3歳を超えてからチョコレートデビューさせることを目標にし、ムスコは5歳後半、娘は4歳でのチョコレートデビューとなりました。

お砂糖を使っていないチョコレート?

かかりつけの歯医者さんでも販売されていて目を引いたのが、【歯医者さんがつくったチョコレート】なる商品。
お砂糖の代わりに、甘味料としてキシリトールが100%使用されているので、虫歯の心配が減るだけでなく、キシリトールによる虫歯予防効果も期待できるのだそう!


パッケージによると、1回の接種目安としては2歳以上~1粒程度/5歳以上で1~3粒。
1日の接種回数目安としては1回~3回程度だそうで、ゆっくりなめながら食べる事が推奨されています。
歯磨き後や寝る前の接種が虫歯予防に効果的だそうです。
粒がのどに詰まらないよう、お子さんが召し上がっている間は様子を見守りましょう!

デビュー後も、お砂糖多めのお菓子やジュースは控える!

チョコレートデビューをした後も、
「お砂糖が多く入っているお菓子やジュースは控える」
という努力をしています。
基本、冷蔵庫に常備しているのは【お茶とお水】。
ジュース類は家に置いていません。
また、チョコレート・飴・グミ・キャラメル・チューイングガム(いわゆる、べたべたして歯に付いたまま留まりやすいお菓子)は、日頃のおやつとしては、基本出すことがありません。

食事・おやつの時間にメリハリをつける!

我が家では、食事をするのはダイニングテーブルでのみ。
動画を見ながら、ゲームをしながら、絵本を読みながら・・・などの「ながら食べ」は、基本的に禁止です。
だらだら食べによる虫歯を防げるだけではなく、食べかす汚れはダイニング周辺で済むし、親子の会話を楽しむ時間にもなるのでおすすめです。

チョコレート 我慢させるのはかわいそうなのか?

我が家でチョコレートをあまり食べさせていないという話をきいて、
「かわいそう!」
と思われる方も、たくさんいらっしゃるかと思います。

でも、幼い時期にチョコや飴を食べられる事よりも、いつか遠い未来にムスコがおじいちゃんになった時、自分の歯で食べたいものを噛みしめて食べられた方が幸せなはず!
と私とオットは考えるのです。
「子どもがかわいそう」と言われると、少なからず動揺してしまうものですが、我が家はこの考えを首尾一貫したいと思っています。

「今は親がお菓子を禁止しても、今ガマンさせられている反動でむしろ沢山食べるようになっちゃうらしいよ!」ともよく言われるのですが、本当にそうでしょうか?
逆に、幼いうちから甘いものを食べていれば、大きくなった時には満足して、甘いものを食べるのを少量にすることが出来るのでしょうか?

私自身、物心つく頃にはすでにチョコやキャラメル等を食べていて、今でも甘いものが大好きです。チョコレート菓子のファミリーパックもすぐに空にしてしまう大人に育ちました、笑。頑張って自制しています。

また、「家でもらえないからって、人の家に来た時にめっちゃ食べる様になっちゃうよ!」という話も聞くのですが、これは甘いものが食べられない反動というよりも、しつけの問題だと思うのです。

子どもたちが親抜きで遊ぶようになり、お菓子を自分で調達して食べるようになる日がいつか来ます。だからこそ、親が子どもの食べ物を管理している今のうちは、出来る限り歯や身体の健康のための選択をしていきたいと思っています。

ムスコ
ムスコ
5歳にもなると、「甘いお菓子はおいしいけれど、食べすぎるとなぜ良くないのか?なぜ歯磨きしなきゃいけないのか?」を、理解できるようになるよ!歯に関連した絵本などを一緒に読んでみるのがおすすめ!

ちなみに!
お祝い事や祖父母宅への訪問時、旅行中やお友達と遊ぶ際などは、この限りではありません。
日頃気を付けている分、その時だけは少し羽目を外して、チョコレートケーキやシュークリーム、グミやマシュマロなども楽しんでいます。
孫に何でも食べさせたいじぃじやばぁばたちの楽しみを奪うのも本望ではなく、注意しすぎて関係がぎくしゃくしてしまうのは避けたいです。
また、お友達が目の前で楽しくお菓子を食べているのに、自分だけガマンしなくちゃいけないという状況は、私も確かに可哀そうだと感じます。
特別な日やイベント時は、みんなで一緒にその時間を楽しむことを優先しています。
でもそれも、日頃の家庭での食の管理が出来ているからこそ!今後も、メリハリをつけて楽しめたらな、と思います。

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虫歯以外の病原菌の感染リスクも? 【大人との食器や箸の共用を避ける】

生まれてすぐの歯が無い赤ちゃんは、虫歯菌を持っておらず、子どもの虫歯菌は大人から移るお話は、もはや色んなところで聞くようになりました。
昔は日常茶飯事だったと言われる、「大人が噛んだものを子どもに与える」のはもっての外!箸や食器の共有も避けています。
虫歯を起こす菌だけではなく、胃がんとの関係があると言われるピロリ菌も、口から口への感染が疑われています。胃酸が弱い幼児期はピロリ菌が生き延びやすいため、感染リスクが高いとも考えられているそうです。(参考:武田薬品工業株式会社HP ピロリ菌のお話.jp

「子どもの虫歯菌は母親譲りの事が多いから、おかあさん、気を付けてね!」なんて言われると、私は気を付けてますよー!っと癪に障るのは私だけではないはず、笑!
ママにとっては当たり前の知識も、子育てを終えた親戚のおっちゃん・おばちゃんは、親切から子どもに「あーん」なんてこともあり、異世代が集まる場ではうっかり目も離せないご家庭も多いのではないでしょうか?
まずはパパ→それからじぃじ&ばぁば、と地道に味方を増やしていくのがおすすめです。
「健診で、歯医者さん(もしくは保健師さん)からこんな話があったんだけど・・・」と、あくまで食器の共用や口移しを止めたいのは、「ママが嫌がっている」というのではなく、専門の先生の話であることを強調すると、理解が得られやすいかなと思います。(我が家はこれで大成功でした。)

まとめ

  • 特別なイベントやお出かけ時には甘いものも心置きなく楽しめるよう、日頃の食の管理はしっかりと!
  • 口から口への感染に注意!周囲の大人にも理解を求めよう!

という2点が、家庭での歯の健康対策として取り入れている事です。
今後、子どもたちが大きくなるにつれ、家庭で出来ることも変わってくることでしょう。でも保護者が食のコントロールを出来る今の時期は、まだまだ上記を徹底して、家族の口内環境を良い状態に保てるよう頑張りたいと思います!

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