かけ流しだけのおうち英語から、ちょっと進んでフォニックスの習得へ移ったムスコ。
ある日、英語の絵本を一緒に読んでいると、ムスコの中でとある疑問が出てきました。
おぼえたフォニックスの読み方と、違う発音をする単語がいっぱいあるよ・・・?
そうなんですよね、汗。
フォニックスを覚えても、すべての英単語がフォニックスのルール通りに発音されるわけではないんですよね~!(ムスコよ、よく気が付いた!)
それも結構な頻度で、フォニックス通りに読めない単語が英文の中に出てくる・・・!
英語圏の学校では、アルファベット26個のフォニックスを一通り学んだあと、”Sight Words”と呼ばれる、約300の単語を習得するそう。
そのうちの多くは、フォニックスのルール通りに読めない単語が多いのです。
文字通り「見て(読む)単語」という意味合いがあるそうで、単語を構成しているアルファベットをひとつひとつ気にするのではなく、「この単語はこう読むもの!」と覚えてしまうのだそう。
ということで、ムスコもアルファベットひとつひとつの読みが分かるようになった頃、次はSight Words(サイトワーズ)の習得にも取り掛かりました!
Sight Words(サイトワーズ)とは?
上でも説明した通り、Sight Words(サイトワーズ)とは、単語全体を見て、その読みを丸暗記するべき単語の事。
英語圏の学校で定番となっているのが”Dolch Sight Words List”に載っている全315語で、これらの単語が読めると、典型的な児童書の80%、大人向け書籍でも50%は読めることになるそう。(出典:▶ Dolch Sight Words List | Sight Words)
(なんで私たちが子どものころ、誰も教えてくれなかったの!?笑)
出典で示したサイトに、315単語のレベル別一覧も載っています。
確かに、どれも英文の中で頻出するものばかり!
サイトワーズ、おうち英語ではどうやって学ぶ?
サイトワーズの一覧を見ると気付くかもしれませんが、前置詞や助詞、be動詞なども多く、文全体の意味を理解する上では、そこまで重要でない単語が多い様です。
(ただ文の構成上は必要なため、文中には沢山出てくる!)
なので、まずは「読めるようになること」を目標に、Pre-Kindergartenレベルのサイトワーズから順番に、読みを丸暗記していくのが、オーソドックスな習得法だそうです。
丸暗記するなら、フラッシュカードが効率的かな?と思うのですが、Amazonで探してみたところ、Dolch Sight Wordsの全315語を網羅している市販のカードは見つかりませんでした。
でも、Third Gradeレベルに属している単語を見ると、”ten”, “hot”, “eight”, “long”, “warm”, “today”など、すでに知っているような単語も沢山あります。
この際、315単語覚えてしまった方が、今後の学習がスムーズになりそうだな~と、個人的には感じています。
ムスコ用には、淡々とフラッシュカードで学ぶよりも、もう少し興味の持てる工夫がしてある方が向いていると考え、サイトワーズ用に絵本教材を購入しました。
(どんな教材をどのように活用しているかは、別記事でレポートしたいと思います!)
上でご紹介したサイトの別ページに、フラッシュカードを作れる機能があるので(無料なのにすごい!)、自作してみるのも良いかもしれません。
我が家も、現在使っている教材では315語すべてを網羅出来ていないのと、復習用にもなりそうなので、近々フラッシュカードを作成予定です!
(参考:▶Sight Words Flash Cards | Sight Words)
サイトワード学習 おすすめ無料YouTube動画
↓ボリュームで言うと、こちらの動画が300語を網羅しています。
ただ、約45分、ひたすら単語とスペルの繰り返しなので、見続けるのは辛いかもしれません。
また、我が家の様な幼児の場合、「読める」事に重きを置いているので、まだスペルを覚える必要は無いかなぁとも感じます。
どちらかというと小学生向けの印象です。
↓こちらの動画はリストの最初の100語のみなのですが、淡々と読み上げる系のフラッシュカード動画が多い中、リズミカルに単語が覚えられそうなところが良さそうです。
我が家では引き続き、絵本を利用してのSight Words習得を頑張って行きたいと思っています♪